これからは想像力を豊かに
この間『母がしんどい』っていう本を読みました
漫画(コミックエッセイっていうの??)だったのでテンポよく読むことができました
内容は毒親をもった子供のお話なのですが、こういう家庭環境の人もいるのかとしみじみしました。
十人十色といいますが、それぞれ家族の形ってありますよね。
私は家出したいと考えたことがなくて、テレビの特集で家出少女を見たときに夫に
『なんで家出したいって思うんだろうね。ただの不良少女なだけだよね~。私なんて今まで家出したいと思ったことないよ。』と言ったんです。
そしたら夫から『世の中には家族とうまくいかない人たちもいるんだよ。君は家族に守られて幸せに育ったんだよ』的な事を言われて、気づかされました。
それまでそんなことを考えたこともなかったし考えようともしませんでした。
想像力の欠如です。
それ34歳とか35歳とかの話です。
私は今まで自分が生きていた環境が全てで、それ以外は知らないし知りたくもない
テレビで放映されていても自分に共感できる箇所がなければ、ぼーっと見ているだけなんです。
きっと順調に子供を授かっていれば、不妊治療している人の事も『なんでそこまでして子供ほしいんだろうね。大金使ってもったいない』とか言っていたのでしょうかね。
そう考えるといろいろな体験をして、私は今も成長し続けているのかもしれません。
以前新聞だか本だか何かで読んだ文をここに残します。
『無教養というのは知識のなさを指すのではない。想像力をかいていることだ。』
以上です。